第5回オハナのやさい教室『間引きを学ぼう』
早いものでやさい教室も4回目となり、子どもたち同志もすっかり仲良くなり「おはよう!久しぶり〜!」と元気な声で今日の教室の始まりです!
今回のテーマは『間引き』です。せっかく大きくなった芽を摘んでしまうのはかわいそうですが、おいしいたくましい野菜を作るのにはとても大切な作業です。
室内で間引きの意味や間引きの仕方についてお話を聞いたあと、菜園へ。
子どもたちは自分たちの種まきした菜園に直行です。
菜園によってはもうすでにみずみずしい野菜になっているところ、少ししか育っていないところ、残念ながら芽も出ていないところもあります。どれも自分たちの大切な菜園です。どの菜園でも子どもたちは手を土だらけにして草取りにがんばっていて、みんなの「おいしい野菜になぁれ!」の願いが感じられます。
いよいよ間引き。虫に食われた葉の苗や小さくて陰になっている苗などを、周りの苗を傷つけないようにそっと抜きます。水菜やルッコラのみずみずしい葉物を次々に収穫できました。中でもラディッシュの真っ赤な丸い形が土の中から出てくると「わあ!」と歓声があがり、喜びもひとしおです。
思わず「おいしそう!」の声が口ぐちにあがりました。
そしていよいよ試食。水で洗っただけの野菜を「ぱくっ!」水菜は食べ慣れているせいかみんなもりもり。ルッコラやラディッシュは「ちょっと辛い」「でもおいしい!」
生のままもりもり食べる子どもたちにママたちもびっくり!
大切な野菜への手間をかける愛情と、その野菜を口にできる喜びを感じた一日でした。