第4回オハナのやさい教室『ワークショップ世界の食卓』
今回は、いつものやさい教室からぐっと視点を広げて『ワークショップ世界の食卓』と題し、APU大学の6つの国の留学生とボランティアの高校生に参加してもらい、楽しく交流しながら海外の野菜について学ぶ回です。
まず、留学生が自己紹介で、自国の野菜とその野菜を使った料理をipadで写真を見ながら説明してくれました。
メキシコのサボテン、タイのトゥワプー(四角い豆)や丸ナス、インドネシアの芋の葉やバナナの花、ノルウエーのビーツなど。見たことのない色や形の料理に、ママたちも子どもたちも興味津々です。「どんな味?甘い?酸っぱい?」など味の質問や、料理の仕方の質問に、留学生たちは優しく丁寧に説明してくれます。そのほかにもそれぞれの国の習慣などの話も聞けて、子どもたちはすっかり留学生と仲良くなっていったようでした。
その後、世界12カ国1週間分の食糧の写真を見ての国あてクイズ。これもまた見たことのない野菜や缶詰などの食材に興味津々。「この国は野菜が少ないね。」「お肉だけで魚は食べないのかな」「こんなに大家族なのにこれだけしか食べないの?」など思いついたことを書き込んでいくと、自然と「日本は食に恵まれているね」という思いが出てくるから不思議です。
さまざまな食材を四季を感じながら食べられるありがたさを実感します。
最後に講師の先生より「今回のワークショップを通して、お互いの国の違いを『気づく』ことが、お互いの関係を『築く』ことになったね」とのお話を聞いて、名残を惜しみつつお別れしました。
留学生と高校生のみなさんありがとう。子どもたちの心に残る素敵な1日になりますように。。。