第二期 第3回 ohanaのやさい教室『世界の食卓』
今回は、いつもの菜園からかなり視野を広げて、APU大学の留学生に参加していただいて世界の食卓を知ろうという回です。子どもたちを5カ国5人の留学生が朗らかに迎えてくれました。緊張気味の子どもたちと一緒にまずは菜園見学へ。
前回の苗植えから1週間、菜園では寒い風にさらされながらも小さな苗は少しずつたくましく根を張っているように見えました。
さて、いよいよ留学生との交流です。今回は、タイ・ベトナム・インドネシア・ルーマニア・ノルウエーの5カ国5人の留学生です。みんなで輪になって座り、iPadを使って自国の独特の野菜と野菜料理を紹介してくれました。バナナの花やビート、西洋わさびなど日本ではあまりなじみのない野菜が登場し、子どもたちもママたちも興味津々です。留学生を質問攻めにして、困らせる場面もあり、大いに盛り上がりました。
すっかり仲良くうちとけたところで、今度はグループに分かれての活動です。
どの国かわからない、ある国の家族と、1週間分の食材が写った1枚の写真から、いろんな発見をしていきます。『いろんな肉の種類がある!一体何の肉?』『ジュースが多い』『お魚を食べるところの家族は体が細くて、肉が多いところは太った人が多い』など子どもの視点ならではの発見がたくさんありました。発見がたくさん出たところで国名を知らせて、さらにその国に思いを馳せます。国ごとに比べてみると、食が豊かな国、極端に少ない国、そんなに多くはないけれどとても幸せそうな国。大人も子どもも日本の食生活と比べていろんなことを感じたことでしょう。
体に安全なものを食べたいのは世界共通。大人の視点からは、体に安全なものを子どもに教え、食べさせていくことの大切さを学びました。
今日の1日が子どもたちの心に残る1日になっているとうれしいです。
おまけ:グループ内自己紹介で、自分の苦手野菜を紹介しました。中には子どもの苦手野菜が初耳で『そうだったの!?お料理を工夫します…』というママもいて微笑ましい一幕でした。